紙はもともと中国より伝わったものですが、水、原料の違いや技術の発展により、日本独自の「和紙」として進化してきました。
ここで歴史的なことや和紙と用紙の違いを書いても長くなってしまうので割愛します(汗)
さて私たちの周りには多くの紙が使われていますが、どうやって作られているかご存知でしょうか?
当サイトでは「漉く(すく)」という言葉がそこここに出てきます。
これは和紙を作る製法を指す言葉ですが、では実際にどんな作業なのでしょうか。
今回その工程を詳しく教えてもらうために、日本でも有数の紙の産地、山梨県に行ってきました。
取材:1999年頃
手漉き和紙の作り方
「船」と呼ばれる濾し器に和紙の素を流し込み、丁寧に一枚ずつ作り上げていく、昔ながらの製作方法です。
個性豊かな製品になると共に、丈夫で保存に適した製品になります。
機械漉き和紙の作り方
ほぼ全ての工程が機械で行われ、大量生産される製作方法です。
均一で安定した製品が出来上がり、日常の中で使いやすい安価な製品になります。