和紙人形作品展
伊藤叡香の和紙人形制作は「綺麗な千代紙や染め紙などを、素材としてどうしたら活用できるか」という見本になればと始めて、すでに40年以上が経過しました。
和紙人形教室も展開し、2001年からはi-City21や信州・中町 蔵シック館などで人形展を開催しております。
毎年新しいテーマで人形を制作しており、人形展開催後は紙舘 島勇で展示を行っております。
ぜひ和紙の織りなす美しい造形をご覧下さい。
※収録しているのは、2008年以前に作られた人形でデータが残っているものと、2008年から開催した人形展の模様です。
【百年物語】

中町・蔵シック館 2号館を借り切って、土間、小上がり、お座敷と贅沢に展示しました。
2階では生徒作品展と一閑張り作品展示即売会を同時に開催しました。
【天下布武】

戦国の覇者、第六天魔王、うつけ者などいろいろな側面のある織田信長ですが、伊藤叡香なりに解釈し制作しました。
作品展では、織田信長以外にも、同じ時代を駆け抜けた武将が揃いました。
【源氏物語 宇治十帖】

源氏物語の最終章をテーマに6体の新作人形を展示しました。
【喜寿展】東京開催
【喜寿展】

Le SALON 2018では、昨年に引き続き入選を果たしました。今回は「紫の上」「性 〜saga〜」の2作品が入選し、「性 〜saga〜」は審査員特別賞を受賞しました。
「喜寿展」では、「性 〜saga〜」「紫の上」を始め「天日坊」「春日龍神」「陵王」など全部で22作品を展示しました。
【三国志英雄譚】 [長野]

今回は生徒作品展はなく、三国志をテーマにした新作人形と「Le SALON 2017」入選作品を展示しました。
※このページは長野開催の模様です。
【三国志英雄譚】 [松本]

この回は初めて松本市と長野市の2会場で開催しました。
※このページは松本開催の模様です。
源氏物語

源氏物語は2回目で、前作は女性を中心に展示しましたが、今回は光源氏を中心に作品を作りました。
蔵シック館の持つ独特で重厚な雰囲気と相まって、時代を超えた雅やかな平安の時代を表現します。
真田十勇士

新作和紙人形は全部で12体製作し、固い絆で結ばれた真田十勇士を威風堂々表現した大作です。
想念 〜おもひ〜
井上大歌舞伎2013

猛きもの 〜平清盛〜

新作和紙人形は全部で5体製作し、いずれも平清盛と男達の威風堂々とした姿を表現した大作です。
詠 UTAU・書 KAKU・創 TSUKURU

俳句と書と和紙人形。
それぞれが持つ空間の融合が見所です。
王朝絵巻 〜源氏の女(ひと)〜

源氏物語の世界を伊藤叡香の和紙人形で表現したこの作品展は、多くの方にお褒めの言葉を頂きました。
希望 〜のぞみ〜

実は写真があまり残っておらず、人形に接写している写真もないのです…。
井上大歌舞伎

松本では初めて本格的な歌舞伎が開催された事もあり、歌舞伎の興奮を引き続き楽しむお客様が多く来場されました。
舞楽

大陸文化の色を残しつつも、日本独自の文化に成長した舞楽は、演じられる踊り手も雅やかですが、舞台もまたその世界を表現するに欠かせない芸術です。
和紙人形作家 伊藤叡香が、いつかチャレンジしようと思い描いていた舞楽の世界を、和紙人形で再現しました。
童
陰陽師 桜幻想

夢枕獏先生の小説「陰陽師」をイメージして、安倍晴明と源博雅、そして桜の精の式神を2体、新作和紙人形として制作しました。四組一対で、背景に使用した桜は、幹は本物を使い、桜の花を和紙で制作しています。
三国志

それまでの雅で柔らかなイメージの和紙人形とは一線を画し、猛々しくも美しい立像を制作しました。
1990年代後半から2002年までの作品を写真集にし、初級・中級の和紙人形の作り方を巻末に掲載した「和紙人形を創る」は、今なお人気の和紙人形写真集です。
暫

演目中の善玉役が「暫」とよばれ、その衣装と隈取りは、多くの人が歌舞伎を連想するものとなっています。
鍾馗
連鶴

当時は連鶴の最長記録で、松本で開催されるサイトウ・キネン・フェスティバル(現 セイジ・オザワ・松本フェスティバル)で展示されました。
そして「連鶴」のその他の作品を制作し、島勇ギャラリーにて展示しております。