水引の新しい可能性

先日、飯田水引の製造をしている神明堂さんが、新しい水引の発表展示会を開催されたのでお邪魔してきました。
水引はお祝いごとに使うイメージがありますが、色の種類が多く、加工しやすいクラフト素材です。

紙館島勇でも取扱はあるのですが、あまり知られてないようです…

水引だけで展示会を開くのは業界の中でも初めての試みだそうです。
会場の「三連蔵」は蔵を利用したオシャレな佇まい。
隣にはカフェも営業しています。

中に入ると、一階は新作「珠の緒」が展示されてます。
珠の緒は、表面にインナーやスーツの裏地に使うような細くて丈夫な、手触りのいい糸を巻いてあるそうです。
触ると滑らかで、加工しやすそうな芯の硬さでした。
驚いたのは色です!
発色がいいのに滑らかな印象です。今までの水引では発色が良いと何となく硬質的な印象でした。
それでも水引細工の用途を思えばきらびやかな仕上がりになるので良いのですが、この色合いを見ると、色んな使い方が出来ると感じました。

二階では作家さんによる作品が展示されてました。
様々な作品があり、水引では色々できることを教えてもらいました。

まだまだ島勇は勉強が足りなかった…
せっかく長野県産の素晴らしい製品があるのだから、神明堂さんや紙単衣さんなど、皆さんに協力してもらいながら、松本で水引細工が楽しめる人が増えるようになにか始めてみたいと思いました。

この展示会は一般のお客様も見学できるようです。
ご興味ありましたら訪れてみては!?
飯田では6/6(土)までです。
その後、京都・東京でも開催するそうです。
詳しくは 神明堂サイト でご確認ください。神明堂の皆様ありがとうございました。


#飯田水引 #伝統工芸 #神明堂 #紙館島勇 #新商品 #展示会

About the author