本日、株式会社紙舘島勇は100周年を迎えました。

信州・松本の地で、3代続けて商売ができたことは、ご愛顧いただいております皆様のおかげでございます。
従業員一同、心より御礼申し上げます。
また今後も100年営業が続けられますよう精進してまいりますので、皆様におかれましてはご意見・ご鞭撻、そして変わらぬご愛顧のほどよろしくお願い申し上げます。

大正10年に祖父が立ち上げた「合名会社 島勇紙店」ですが、実は創業日付が定かではありません。
よって、平成16年8月3日に株式会社紙舘島勇へと改名し登記した日を創業記念日としています。
ちなみに写真はかなり昔の折り込みチラシらしく、親父も知らなかった広告です。
百貨店を名乗っているのは謎です…
当時は紙に関わるものはなんでも売っていたそうなので「紙の百貨店」的な意味だったのではないでしょうか。一部「髪」も含まれているようですが…謎です…

コロナ禍なので、記念的なことはとりあえず延期としています。
10月7日(木)〜10日(日)に中町・蔵シック館で和紙人形展を開催しますので、これを記念イベントとします。
詳しくは後々告知致します。

紙のことならなんでも揃うという初代のスタイルから、より専門的な和紙の博物館・美術館のような2代目のスタイルに、そして3代目からは和紙と日本伝統文化が楽しめるスタイルへと変わっていきます。
100年という長い歳月を乗り越えてきたからこそ伝えられるものがあると考えています。

人を集めて販売するのが真髄の小売業には、今の世は大変難しい状況です。
それでも推奨される対策、自己管理を徹底して、楽しめる体験やお買い物ができるよう精進して参ります。
その販売体制や企画の実施に対してお叱りやご意見をいただいております。
きっと島勇から離れてしまっているお客様もいらっしゃることでしょう。
会社の力が及ばないところを探しつつ、改善していき、できる限りお客様と直接お話しをしながら営業していきたいと思います。

甚だ簡単ではありますが、100周年としてのご挨拶とさせていただきます。
株式会社紙舘島勇
代表取締役 伊藤慶


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