【内装に使う】

昔から茶室には多くの和紙が使われていました。
和紙を内装に使うと、とても上品で落ち着いた空間を演出できます。
しかし、現在の壁紙や専用の内装資材は、ハウスシック対策や耐久性に優れたものなので、それらに比べると和紙は内装資材としては劣るものと言えます。
費用も決して安くないですし、施工には専門技術が必要です・・・。

しかし、先ほども書いたように、和紙の醸し出す風合いは素晴らしく、店舗設計や特別なお部屋には良く使われています。
壁・天井へ使用する場合は、施工業者あるいは当店にご相談の上、ご理解いただいた後にご購入いただく事をお勧め致します。

壁・天井:民芸紙強製紙粕入強製紙雲竜紙 厚口

単色で染められた和紙を「民芸紙」と呼びます。民芸紙は昔から、珪藻土壁に帯が当たる部分(床から50cm弱位)へ貼っています。


強製紙は、民芸紙と同じように単色で染めたものですが、使われている和紙に強度があります。(といっても和紙なので、水にぬれると破れやすくなります)


雲竜紙 厚口は、風合いが独特で人気があります。
しかし、下地を拾いやすいので、凹凸や色などを注意しなければなりません。

ランプシェード:雲竜紙木の葉透かし和紙落水紙 典具帖内山紙 二三判 提灯紙

こであげる和紙は、基本的に耐熱処理が施してありません。光源あるいは熱源からは十分な距離をとって製作して下さい。
また、これらの和紙は変色および劣化します。一定時間経過すると色変わりや破損する事をあらかじめご了承下さい。

雲竜紙は、光に透かした時にできる楮(こうぞ)繊維の影が、独特の雰囲気を出すので人気があります。
薄口では明るめの照明になります。居間やダイニングなどの間接照明にいいかもしれません。
厚口は、比較的くらい照明になるので、寝室のライトにいいかもしれません。


木の葉の中でも特に落ち葉がオススメです。
ライトを消していても存在感があり、つけても淡い光がとても美しいライトになります。


透かし和紙は、和紙を漉く(すく)段階で型に流し込み、幾何学模様を作ります。
日本の伝統技術が織り成す美しいデザインは、光を通す事でより美しく映えます。
ランプシェードとしては機械漉きの方が厚みがあっていいかもしれません。


落水紙は、和紙を漉く時に水滴を落とし、細かな穴を開けた変わった和紙を指します。色はむら雲染めになっています。白はありますが、その他の単色染めはありません。
水面や雪景色、雲を表現するのに良く使われます。
薄い和紙なので、厚い和紙と一緒に貼り込むなどの工夫が必要です。


内山紙の特徴は純白です。
飾り気の無い美しい白は、そのままでも綺麗ですが、一筆たしなんだり、ちぎり絵を貼り込んだりと、ベーシックなだけに色々なアイデアで楽しめると思います。