和紙人形作品展「舞楽」

和紙人形作品展「舞楽」

双龍舞ともいう。二匹の龍が楽しげに舞い跳ねる様子を表現した曲で、古くは相撲や競馬などの勝負のある時、右方の勝者を祝して奏せられたものである。納曽利の名は高麗の地名ではないかといわれている。
舞人は別装束に龍の面を付け、手には銀の桴を持つ。この舞は独特の型で舞台を前後左右に走り舞うが、二人の足を開く幅、手を開く速さ、方向を変える角度など、常に二人が揃っていなければならないので、非常に難しい舞である。

「雅楽壱具」(東京出版)より抜粋
伊藤 叡香 作